佳境を迎えた第16期NGOカレッジ

Nカレ20160312__2

「これまでの講座で学んだことを自分の言葉にしてみよう」

こんな合言葉で始まった第5回。講師の里川径一さん(AIM国際ボランティアを育てる会)は、阪神淡路大震災の被災地でのボランティアをきっかけにボランティアの世界に踏み出し、考えるだけではなく、できることから始める(out put)を実践されてきた。「自分の考えや意志を言葉に出すことが、行動に結びつく」というポリシーはご自身の経験から生まれたものである。

今回のワークショップは、3人一組に分かれて、参加者の欠点をポジティブに解釈してみるということから始まった。「忘れっぽいのは、こだわりがないことだよね」。こうしたやりとりを通して、あっという間に参加者間の緊張がほぐれた。緊張がほぐれたところでワールドカフェスタイルを取り入れた「しゃべくり」ワークショップの開始。各参加者が机に用意された模造紙にこれまでの講義で印象に残っていることを書き込んだ後、それぞれが順番に2〜3分という持ち時間でそれを相手に伝えることを、メンバーを入れ替えながら3セットこなした。3セット目には、すらすらっと言葉になっているようだった。

3月11日に開催されたNGOカレッジステップ3で「トーキングスティック」を持ちながらお話しする参加者

ワークショップの最後には、次週の課題が出された。それは、これまでの講義で学んだことを言葉にし、それを短い映像の中で発信すること。この日が最後の参加になる参加者が、見本になって動画の中でメッセージを届けてくれた。

「Nカレを受けて、自分の日常を見つめ直し足るを知りシンプルに生きようと思った」。

受講後に持っていた服を7割近く捨てたという彼女は、Nカレでの学びのアウト・プットの方法を見つけたようだ。次回では、どのようなアウト・プットが出されるのか。楽しみである。

(報告 福岡県立大学教員 佐野麻由子)

※ 佐野さんは今回記録係のボランティアとして参加していただきました。ありがとうございました。

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