第17期NGOカレッジ開催レポート(第8回:3月26日)

3月26日(日)、第17期NGOカレッジの最終回(第8回目)「学びをココから実践しよう(第3回目)」が開催されました。講師は、引き続き九州国際大学准教授の藤井大輔さんでした。

今回は、過去2回のワークショップの総まとめとして、参加者とスタッフの前で、2グループが自分たちのプロジェクトを紙芝居形式で発表しました。最初の1時間程度は、発表内容の最終調整と資料づくりで、残りの時間が発表+質疑応答、そして各グループのよかったところ、改善したほうがよいところを紙にまとめる作業でした。

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第1グループが取り上げたテーマはフェアトレードで、コットンを取り扱った発表でした。インドでは綿花を栽培している農家が仲介業者に卸すときの価格は、綿1kgあたり210円という安値です。さらに、綿花の栽培には大量の農薬が使用されており、綿花の栽培従事者に健康被害が出ているということです。この状況を改善するために、フェアトレードの周知活動を行い認知度を上げ、木綿のオーガニック商品を50個以上売るという目標を設定していました。

聞き手の感想は、おおむね好評でした。話の流れが一貫していて聞きやすかった、コットンという一つのものに対象を絞っていたのがよかったなどの意見が出ていました。改善点としては、もう少し具体的な目標設定が必要だった、SWOT分析のWとTを定めるとよりわかりやすくなるなどのコメントがありました。

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第2グループのテーマもフェアトレードでした。テーマは同じでも切り口は少し違っており、こちらは特定の商品に限定せず、福岡市内の人たちにフェアトレードを認知してもらい、実際のフェアトレード関連商品の売上を10%上げるという目標を設定していました。文字と絵をうまく組み合わせて、視覚的にわかりやすいように工夫されていました。

聞き手の感想は、こちらも好評で、具体的な例が挙げられていて流れがイメージしやすかった、広報手段がわかりやすかったなどの意見が出ていました。改善点は、プロジェクトの目標内の繋がりをもう少し詳しくというように、目的と目標に関するものが多く挙げられていました。どちらのグループも、甲乙つけがたいほどレベルの高い内容に仕上がっていたと思います。

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さて、今回で第17期NGOカレッジが終了しました。その道のプロの方たちの話をうかがったり、実際に活動してみたりと、濃密な体験ができたと思います。FUNNで会得したことをみんながすべて実行できるとは限りません。ただ、一人ひとりが認識を新たにし、小さくてもよいので何か行動を起こすというのは、迂遠なようでグローバルな社会をよりよい方向へ導いていくための重要な一歩です。参加されたみなさん、これからよりより世界を作り上げていく主体になったと自信をもち、自分だけの生活に閉じこもることなく、国際協力の分野でおおいに活躍されることを期待しています! 17499360_10206352022318630_1535529968711277807_n

報告:FUNN事務局 浅香勇貴

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