NGO福岡ネットワーク30周年記念イベント『つながることで、みえること』実施報告

　NGO福岡ネットワークは1993年9月の設立以来、九州最大のネットワークNGOとして福岡・九州地域のNGO、国際協力に携わる関係機関・個人とネットワークを形成して活動を行ってまいりました。2023年にFUNN30周年の区切りに際し、九州のNGOの活動、ネットワークNGOのこれまでとこれからについて考えることを目的とした30周年記念イベントを11/23（木・祝）を開催いたしましたので、当日の報告をいたします。

NGO福岡ネットワーク30周年記念イベント『つながることで、みえること』開催概要

■日時：2023年11月23日（木・祝）　
第1部：11:00～13:30　正会員団体出展イベント（入退出自由）
第2部：14:00～16:30　30周年記念シンポジウム

■場所：福岡市NPO・ボランティアセンターあすみん
　　　　（福岡市中央区今泉1丁目19-22 天神クラス4階）

■主催：特定非営利活動法人 NGO福岡ネットワーク
　助成：公益財団法人西日本国際財団

当日プログラム

◆第一部：正会員団体出展イベント
●時間：11:00～13:30（途中入退出自由）
●出展団体：
・NPO法人ISAPH
・（特活）難民を助ける会
・アジア開発銀行福岡NGOフォーラム
・（特活）アジア女性センター
・JVC九州ネットワーク
・認定NPO法人地球市民の会
・NPO法人トゥマンハティふくおか
・（特活）バングラデシュと手をつなぐ会
・フレンズ国際ワークキャンプ九州
・（特活）NGO福岡ネットワーク

●ミニステージイベント詳細
12:00～12:30（特活）バングラデシュと手をつなぐ会活動紹介＆二ノ坂先生オカリナ演奏
12:30～13:00　NPO法人ISAPH 現地活動報告
13:00～13:30　フレンズ国際ワークキャンプ九州活動報告

◆第二部：30周年記念シンポジウム
●時間：14:00～16:30　
●プログラム内容：
14:05～14:35(30分)
話題提供：伊藤衆子さん（国際協力NGOセンター連携マネージャー）
テーマ：「これからのネットワークNGOの役割とは？～イギリス「BOND」視察の経験から考える日本のネットワークNGOについて～」
14:40～15:30
パネルディスカッション①　これまでのFUNNの歩みを振り返るー設立から30年までー
パネラー：二ノ坂保喜（FUNN代表）・伊東弘（FUNN元事務局長）・原田君子（FUNN副代表）・楠原圭子さん（アジア開発銀行福岡NGOフォーラム)
15:35～16:25
パネルディスカッション②-1　今後求められるネットワークNGOの役割とは？
パネルディスカッション②-2　今後のNGO福岡ネットワークに求められる役割とは？
パネラー：伊藤衆子さん（国際協力NGOセンター連携マネージャー）・中島隆宏さん（名古屋NGOセンター代表理事）・栗田佳典さん（関西NGO協議会事務局長）・藤井大輔（NGO福岡ネットワーク副代表）・安村妙（FUNN事務局長）

当日報告

第一部ではFUNNも含め10団体のNGO団体が出展するイベントを開催いたしました。
当日は開場に各NGO団体のメンバーが集まり、それぞれ団体紹介パネルの設置や、フェアトレード商品等の販売を行うブースを作り、
参加された方々にも熱心に活動についてのお話をされていました。

第一部ではミニステージイベントも行い、23日のブース出展にご参加いただいた団体のうち3団体の方から活動紹介をしていただきました。
バングラデシュと手をつなぐ会代表で、FUNN代表でもある二ノ坂保喜先生より、バングラデシュと手をつなぐ会の35年以上の活動の歴史を振り返りのほか、オカリナ演奏でイベントに花を添えていただきました！

NPO法人ISAPHさんからは団体紹介とラオスで取り組まれている昆虫食の事業について一緒に活動されている佐伯真二郎さんからも貴重な現地でのお話をお伺いすることができました！

フレンズ国際ワークキャンプ九州さんからは、海外でのワークキャンプの様子や福智町で取り組まれている地域活動の様子をご紹介いただきました。
どの団体さんも多種多様な活動をされていて、改めて活動を知ることが理解することができました。

第二部ではまずは伊藤衆子さん（国際協力NGOセンター連携マネージャー）に「これからのネットワークNGOの役割とは？～イギリス「BOND」視察の経験から考える日本のネットワークNGOについて～」と題して話題提供をいただきました。イギリスのBONDの特徴や実際に視察に行ってみて感じた日本のNGOとの違いや驚きについても共有していただきました。