【加盟団体イベント】チベット弾圧から10年  

北京オリンピックがあった10年前、北京オリンピックで中国が注目されている今こそ、チベットのことを知ってもらうチャンスだと思った一人のチベット人がいました。

彼の名前はドンドゥプ・ワンチェン。
彼は、チベットに暮らす普通の人々の声をインタビューにまとめ世界に送り出しました。そのことを理由に中国政府は彼を捕えました。逮捕から1年間は、彼の消息すらわかりませんでした。

人権派の中国人弁護士が彼の消息を突き止めたときには、不衛生な監獄内での拷問と虐待で、彼はB型肝炎に感染し、満足な治療さえ受けれていない状態でした。その弁護士も、中国政府から弁護士免許はく奪の脅しを受け、彼の弁護から離れ、彼は非公開裁判で懲役6年の刑を受けました。

2014年6月に釈放された後も、彼は公安による厳しい監視下に置かれていました。
しかし、昨年年末、ついに彼は亡命に成功し10年ぶりに奥さんや子供たちと再会を果たしました。

彼が撮影した映像「恐怖を乗り越えて」の上映及び解説を通じて、10年前に起きたチベット騒乱、そしてチベットの現状をふりかえる集まりです。

 

「チベット弾圧から10年」

日時:2018/3/3(土)18時半から(終了予定20時ごろ)
会場:福岡市NPOボランティアセンター「あすみん」セミナー室
会費:500円(学生無料)
主催:チベットを知る会
申し込み先:info@AboutTibet.net