NGOに関わりたい!
(Q)将来NGOで働きたいと思っています。有給で働くことはできますか。
(A) 有給で働くNGOスタッフも多くなってきました。ただし、一般企業のように定期採用を行なっている団体まだまだ少なく、スタッフが欠員した場合や新規プロジェクト立ち上げのために採用を行なっている団体が多いようです。また、新人導入研修などは用意されていないことが多く、はじめから様々な業務をこなさなければならないことが通常のようです。そのため、多くの団体が即戦力となる人材を求めています。それぞれの団体のホームページやJANIC情報掲示板などのような国際協力ポータルサイト、メールマガジンなどで情報が手に入ります。
(Q)現在自分は高校生なのですが、どのようにNGOに関わることができますか?
(A) イベントのお手伝いや、事務所での事務のお手伝いなど、高校生でもできることは多くあります。まず、様々なNGOのイベントや講座に参加してみるということがよいのではないでしょうか。
(Q)NGOスタッフとして必要なことは何でしょうか?
(A) その団体がどんな目的で活動しているのかを理解し、主体的に参加していくことが必要です。どんな仕事にも進んで取り組む姿勢が重要です。そして、なによりNGO活動は様々な考えを持つ人と対話しながら調整しあっていくことが大切です。
ボランティアをしたい
(Q)ボランティアをしてみたいのですが、何から始めれば良いのでしょうか。
(A) まず、あなたの関心のある分野が何かを考えてみましょう。興味のある国や地域、活動内容など、なんでも良いでしょう。それをもとにNGOなどを調べて、ボランティアを募集しているか、どのような内容か、などを聞いてから実際に関わってみましょう。ボランティアの活動によって支えられている団体も多くあります。FUNNや加盟団体でもボランティアを募集していますので、自分の興味関心事項を把握して、各団体に問い合わせてみましょう。
(Q)FUNNでボランティアがしたいです。
(A) FUNNの業務は国内での事務作業がほとんどで、これはスタッフもインターンもボランティアも基本的には変わりません。具体的にはニュースレターなどの発送作業、各種会議の運営補佐、書類整理やファイリング、各種データ入力、企画の立案・運営補佐、広報資料の作成、配信・配布などの様々な作業があります。全てではなく、それぞれできる時間でそれぞれができることを行なっています。
(Q)地域でできるボランティアはありますか?
(A) 地域で活動しているNGOやNPOを訪ねてみてください。事務作業のお手伝いやイベントの企画、運営など様々な仕事を紹介してもらえるはずです。まずは電話、E-mailなどで問い合わせてみてください。
インターンをしたい!
(Q)NGOでインターンがしたいと考えています。
(A) ボランティアは、「自分の出来る時間に、出来ることを」自発的に行いますが、インターンはNGO活動の実務を学んでいただくために、決められた参加日と時間の中で、スタッフと変わらぬ責任ある仕事をこなしながら「自分がすべき仕事をこなしていく」制度です。FUNNでは週2日以上かつ各週で計8時間以上、3ヶ月以上をインターンとして定めています。NGOによってはインターン制度を設けていない団体や、現地への派遣を行う団体もありますので、漠然とインターンがしたいと考えるのではなく、どのような団体で、インターンを通してどのような活動がしたいのか、何を得ていきたいのかなどを考える必要があります。
スタディツアーについて知りたい!
(Q)スタディツアーとは何ですか。
(A) NGOが企画する1週間~10日ほどの海外視察ツアーです。企画NGOが活動する国や地域を訪れ、支援先を実際に見たり、研修に参加したりします。現地のNGOを訪問して、その土地に住む人々と交流しながら、支援先の歴史や文化を学ぶなど、NGOの活動と支援先の状況をより深く知るプログラムが多く用意されています。国際協力に関心のある方にとっては貴重な体験の場です。
NGOについて知りたい!
(Q)NGOを立ち上げたいと思っています。ノウハウを教えてください。
(A) NGOとは、開発・環境・人権などの幅広い分野において国際協力活動を行っている市民団体のことで、行政や企業とは違った幅広い市民の活動を指していますので、それらの活動に取り組む団体であればすぐにでも立ち上げることができます(任意団体)。任意団体であれば、法人組織立ち上げの際に必要となる認証や登記の必要はありません。ただし、定款や規約を作成したり、会計をきちんと行い、支援者や一般市民などのステークホルダーへの説明責任を果たしていくなど、立ち上げた後の運営を整えていくことも必要となるでしょう。
(Q)NGOは活動資金をどのように得ているのでしょうか。
(A) NGOの収入は、会員からの会費、賛同者からの寄付金や募金、セミナーや物販などによる自主事業収益、政府や民間団体などからの補助金や助成金、受託事業収入などがあります。NGOは収益事業を行ないますが、それによって得られた利益は分配されず、新しい事業や運営費など団体が活動を続けていくための資金として使われます。
(Q)福岡のNGOについて教えてください。
(A) 福岡に活動拠点を置きながら国際協力活動を行うNGOはおよそ50~60団体あるといわれています。団体の多くは専従スタッフを置かずにボランティアの活動によって運営されており、予算規模が100万円に満たない団体がほとんどです。また、法人格を取得していない任意団体も多く見られます。地理的にアジアに近く、国際空港が整備されていることなどもあり、アジアで活動を行う団体が多いようです。
何か活動をはじめたい!
(Q)現地に行くことは難しいので、国内でできる活動があれば教えてください。
(A) 国際協力は現地に行って活動するだけが全てではなく、日本でできる活動もあります。時間に余裕のある方はボランティアとして活動に関わることができますし、団体の会員や特定のプロジェクトの会員になることもできるでしょう。また、フェアトレード商品を購入したりNGOが主催するイベントに参加するなどの方法でも、国内にいながら現地での協力活動に関わることができます。
(Q)現地になじむためにどんな準備が必要ですか?
(A) 柔軟な思考ができること、異文化を理解しようとする態度も必要です。 また、現地で話されている言葉の学習もコミュニケーションをとるためには大切です。
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