2023年度NGOカレッジ『ガザ映画上映会 ー今、改めてパレスチナ問題の背景を知るー』
NGO福岡ネットワーク(FUNN)が実施しているNGOカレッジ。
この講座はいま世界で起きている課題や私たちとの繋がりを知り、課題解決のための取り組みを学び、自分にできる関わり方や行動について考えます。
シニアと若者が世代を超えて語り合い、学び合う国際協力連続講座です。今年度で23回目の開催となります。
今年度は『ガザ映画上映会ー今、改めてパレスチナ問題の背景を知るー』と題して、土井敏邦監督作品『ガザに生きる』の上映会を行います。
今現在も戦闘が続いているガザについて、どうしてこのような戦闘が繰り返されているのか、パレスチナ問題とは何か、映画を観て共に考える時間としたいと思っています。
ぜひご参加ください。
■日時:2024年3月20日(水・祝)
11:00~13:30(第二章上映・グループトーク)
15:00~17:10(第三章上映・グループトーク)
■場所:リノベーションミュージアム冷泉荘・冷泉荘ギャラリー
(〒812-0026福岡市博多区上川端町9-35)
■参加費:
各回:一般1000円/学生700円
全回:一般1500円/学生1000円
■上映作品:土井敏邦監督作品『ガザに生きる』
第2章「二つのインティファーダ」/第3章「ガザ撤退とハマス」
■作品紹介:土井敏邦監督作品『ガザに生きる』
イスラエルによる封鎖と砲爆撃で、ガザは瀕死の状況にある。1993年の「和平合意(オスロ合意)」で「中東の香港」を夢みた住民たちの希望は粉砕された。何がガザの状況を生みだしたのか──パレスチナを代表する人権活動家ラジ・スラーニの解説を通して、第1次インティファーダ(1986年)からガザ攻撃(2008〜2009年)までのガザの歴史を映像でたどる。
第2章「二つのインティファーダ」
占領への怒りが爆発した第1次インティファーダ(民衆蜂起)は、パレスチナ社会の変革運動でもあった。だが、その結末の「オスロ合意」が“占領の合法化”だったことを知った民衆の失望と怒りは、第2次インティファーダとして表出する。この過程を主導したアラファトPLO議長の歴史的な功罪は何だったのか―ガザの指導者たちが総括する。(82分)
第3章「ガザ撤退とハマス」
2005年夏、イスラエルはガザから撤退した。その真の目的は何だったのか、イスラエル人・パレスチナ人双方の証言からを探る。一方、イスラム抵抗運動「ハマス」はこの「ガザ撤退」を支持拡大に利用した。占領下で窮乏する民衆を支援する“慈善組織”の顔と、占領に武力で抵抗する“武装組織”の2つの顔を持つハマスの実態と、その影を描く。(67分)
■主催・申込
(特活)NGO福岡ネットワーク
申込はこちら下記フォームよりお願いいたします。
https://forms.gle/FwHHRYfQxieBDtBs6