【加盟団体イベント】FNA  ウォルデン・ベロー講演会『激動する世界と東アジアの将来2023  ―民衆のオルターナティブの視点から―』~英語・日本語逐次通訳~

フィリピンの誇る世界的知性ウォルデン・ベローさんによる、2017年以来の講演会です。
覇権主義的動きを強める中国、対立するアメリカ、ウクライナ戦争で変わるヨーロッパの協調体制、民主化を拒否するミャンマー、混乱するアフガニスタン、軍事的対抗に偏る北朝鮮――混迷を深める激動する世界と東アジアの未来を、民衆のオルターナティブの視点から展望します。

◆日時:2023年5月13日(土)午後2時~5時
◆会場:九州大学 西新プラザ 2階大会議室A(福岡市早良区西新2-16-23)
◆参加費:500円(学生無料)
◆定員:80名(先着順、申込多数の場合は参加をお断りする場合があります)
◆主催:FNA(エフナ)

*対面講演のみ、オンライン配信は行いません
・司会:出水 薫さん(九州大学法学部教授)

[要事前申込] 下記へご連絡ください。(申込締切5月12日)
連絡先 FNA(エフナ・アジア開発銀行福岡NGOフォーラム)
Email:fnango@fna-ngo1996.sakura.ne.jp
お名前・Emailアドレス明記の上、ベロー講演会参加希望と記載してください

◆講師:ウォルデン・ベローさん
(ニューヨーク州立大学(ビンガムトン校)社会学教授/京都大学東南アジア研究所客員研究員/元フィリピン大学教授/元フィリピン下院議員)
◆講師略歴:フィリピンのマルコス独裁体制との闘争に参加し、その中で世界銀行・IMFとマルコス政権との深いかかわりを暴露。その後も国際金融機関が「南」の諸国の貧困や政治的抑圧に深く関わっていることを精力的に批判。「フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス」の代表として、APECやWTOに反対する世界的な反グローバリゼーション運動でも、理論・運動の両面で中心的な役割を果たしている。米中対立、世界的な右翼の台頭、気候変動問題、国際金融危機、グローバル資本主義の根本的危機、脱グローバル化再論、より良い世界システムへの展望など、広範な問題についての鋭い発言で注目されている。25冊の著書や共著書の中で、唯一の邦訳書として『脱グローバル化』(戸田清訳、明石書店2004年)がある。2010-15年にフィリピンの市民政党アクバヤンの代表として下院議員。
プリンストン大学社会学博士。ライト・ライブリフッド賞(2003年)その他多くの賞を受賞。